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外壁塗装だけじゃない!家の寿命を延ばす『軒天・破風板・雨樋』の塗装メンテナンス

外壁塗装だけじゃない!軒天・破風板・雨樋の塗装がおうちの寿命を延ばすのがコツです

この記事はおうちの外壁塗装・屋根塗装をお考えの方に、外壁塗装の基礎知識を知っていただくための記事です。
これから外壁塗装を行おうと考えている40代、50代の家を持っている方々に向けて、騙されずに適切な選択をしていただくための情報を提供します。

目次

はじめに|外壁塗装だけで本当に大丈夫?

家のメンテナンスといえば「外壁塗装」を思い浮かべる人が多いですが、実は塗装すべき部位は外壁だけではありません。塗装を怠ると、家全体の耐久性が下がり、思わぬ修繕費が発生することもあります。

特に「軒天(のきてん)」「破風板(はふいた)」「雨樋(あまどい)」は、意外と見落とされがちですが、建物の保護に欠かせない重要な部分です。

本記事では、それぞれの役割や塗装の重要性、適切なメンテナンス方法について詳しく解説します。

軒天・破風板・雨樋とは?それぞれの役割を解説

軒天(のきてん)とは?

軒天とは、屋根の裏側(軒の下部分)にある板のことを指します。建物の外観の一部であると同時に、以下のような役割を果たします。

軒天の主な役割

  • 雨風の吹き込みを防ぐ → 外壁や屋根内部の劣化を防ぐ
  • 湿気対策(結露防止) → 屋根裏の換気をサポート
  • 見た目を美しく整える → 住宅のデザイン性を向上

軒天の劣化のサイン

  • 塗装の剥がれ・シミがある
  • カビや苔が発生している
  • 穴が空いている(害虫や鳥の侵入の原因)

破風板(はふいた)とは?

破風板は、屋根の側面に取り付けられた板のことです。強風や雨から屋根の端を守る大切な役割を持っています。

破風板の主な役割

  • 防水性の向上 → 屋根や外壁への雨水の侵入を防ぐ
  • 強風対策 → 瓦や屋根材が飛ばされるのを防ぐ
  • デザイン性の向上 → 外観を整える

破風板の劣化のサイン

  • 塗装が剥がれ、木部がむき出しになっている
  • ひび割れや変色が見られる

雨樋(あまどい)とは?

雨樋は、屋根の雨水を集め、適切に排水するための設備です。適切に機能していないと、外壁や基礎が水で劣化する原因になります。

雨樋の主な役割

  • 雨水の適切な排水 → 外壁や基礎への水の侵入を防ぐ
  • 水はねによる外壁の汚れを防ぐ
  • 庭や地盤の浸食を防ぐ

雨樋の劣化のサイン

  • 変形・歪み・割れがある
  • ゴミや落ち葉が詰まって水があふれている
  • サビや穴が発生している

なぜ軒天・破風板・雨樋の塗装が重要なのか?

塗装を怠ると発生するリスク

  • 雨漏りの原因になる
  • 害虫・鳥の侵入で被害が広がる
  • 外壁や屋根の寿命が短くなる
  • 見た目が悪くなり、家の資産価値が下がる

塗装のメリット

  • 防水性・耐久性の向上
  • 外観の美しさを保つ
  • 早めのメンテナンスで修理費用を抑える

軒天・破風板・雨樋の適切な塗装方法とタイミング

適切な塗装時期

  • 10〜15年ごとの塗り替えが目安(外壁塗装と同時がベスト)
  • ひび割れや剥がれを見つけたら早めの対応が必要!

塗装に適した塗料の種類

軒天におすすめの塗料

  • 防カビ・防湿効果がある塗料(アクリルエマルション系)

破風板におすすめの塗料

  • 耐久性・防水性の高い塗料(シリコン塗料・フッ素塗料)

雨樋におすすめの塗料

  • 紫外線・サビに強い塗料(ウレタン塗料・フッ素塗料)

岡谷市・諏訪市・茅野市など長野県での塗装時の注意点

雪や寒さの影響に注意

  • **冬の寒さで塗膜が割れる「凍害」**に注意
  • 耐寒性の高い塗料を選ぶのが重要

施工時期の選び方

  • 4月〜6月、9月〜11月が最適な塗装時期(夏・冬は施工に不向き)
  • ただし、雨樋が壊れている方は雨の多い6月、9月までに工事を済ませましょう。

塗装業者選びのポイント|悪徳業者に注意!

見積もり時に確認すべきポイント

  • 軒天・破風板・雨樋の塗装が含まれているか?
  • 施工方法や使用する塗料の種類が明記されているか?
  • 保証内容(5年以上推奨)を確認する

訪問営業には要注意!

  • 「今すぐ塗装しないと雨漏りする!」と煽る業者には注意
  • 必ず相見積もりを取る(最低2〜3社比較)

まとめ|家を長持ちさせるために外壁+付帯部の塗装を忘れずに!

施工の前には必ず複数社に見積もりを取り、比較してみましょう。 それぞれの業者の施工内容や保証をしっかり確認することが重要です。 適切な業者を選ぶことで、家の寿命を延ばし、安心した暮らしを実現できます。

そのお見積り、ちゃんと付帯設備まで詳細がありますか?
事前に説明を受けて、後々からの作業の場合は警戒するようにしましょう。
そんなトラブルを避けるためにも、複数社からお見積りしてもらうのが大切です。

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